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＜２０２３年度秋季＞
・日 時 ２０２３年１２月２日（土） １０：３０集合
・場 所 日本棋院有楽町囲碁センター
・参加者 宮永(S39年卒)六段、八杉(S39年卒)六段、角台(S40年卒)３級、
宮嶋(S43年卒)六段、高橋(S48年卒)三段、呉田(S50年卒)六段
以上６名
・結 果 今回は京都から宮嶋六段（S43年卒）が特別参加され、合計６
名のメンバーで、烏鷺を戦わせました。宮嶋六段は「前にこの
会かどうかは不明だが、宮永六段や八杉六段と手合わせをした
ことがある」とのことでした。筆者（呉田）は、約５０年ぶり
にお会いいたしました。全員が久々の再会でしたので、碁を打
ちながら、昔話を楽しみました。
第一回戦は、宮永六段対角台３級、八杉六段対高橋三段、宮嶋
六段対呉田六段の組み合わせとなりました。
宮永六段対角台３級戦は、角台３級が各所で宮永六段の石を攻
めに行ったものの、逆に、自身の石の不安定なところを突かれ
て、あえなく頓死。宮永六段の勝利となりました。
八杉六段対高橋三段戦は、お互いに急所を切り合い、組んず解
れつの戦いの連続でしたが、数えてみるとなんと盤面ジゴ、八
杉六段の半目勝ち。
宮嶋六段対呉田六段戦は、じっくりと腰を落とした戦いでした
が、呉田六段が途中、地を稼ぎに行った手がやや薄く、むしろ
最後に厚みに地がついた宮嶋六段の勝利。
二回戦は、八杉六段対宮嶋六段、宮永六段対呉田六段、角台３
級対高橋三段戦の対局です。
一回戦を勝利した者同士の対戦となった八杉六段対宮嶋六段戦
は、切り結んだ石が、双方一眼しかないような状態でしたが、
手数の差で宮嶋六段の石がとられ、八杉六段の勝利。
一回戦を勝った宮永六段と初回は敗れた呉田六段の対局は、宮
永六段の勝利。
一回戦敗者同士の角台３級と高橋三段戦の対局は、高橋三段の
勝利となりました。
続く三回戦は、八杉六段対宮永六段の２連勝同士の対局、勝っ
たほうが優勝です。難しい戦いの連続でしたが、中央の戦いに
誤算があったか、八杉六段無念の投了となり、宮永六段の勝利
となりました。
角台３級対宮嶋六段、高橋三段対呉田六段の対戦は、それぞれ、
宮嶋六段、高橋三段の勝ちとなりました。（呉田記）
以上
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