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＜２０１９年度秋季＞
・日 時 ２０１９年１１月３０日（土） １１：００集合
・場 所 いずみ囲碁ジャパン
・参加者 宮永(S39年卒)六段、八杉(S39年卒)六段、角台(S40年卒)３級、
吉田(S41年卒)五段、横手(S42年卒)初段、高橋(S48年卒)三段、
西野(S50年卒)初段、呉田(S50年卒)六段 以上８名
・結 果 第一回戦は宮永六段対角台３級、八杉六段対横手初段、吉田五
段対西野初段、高橋三段対呉田六段の組み合わせとなりました。
宮永六段対角台３級戦は下手ごなしの技に磨きのかかった宮永
六段の貫録勝ち。
八杉六段対横手初段戦は急所を切りあった意地の張り合いの戦
いでしたが、横手初段が八杉六段の猛攻をしのぎきって勝利。
吉田五段対西野初段戦は最近充実著しい西野初段が置き石の威
力を遺憾なく発揮し、吉田五段の懸命のヨセも及ばず西野初段
の勝利。
高橋三段対呉田六段戦は厚い碁に定評のある高橋三段の黒模様
を少しずつ削ることに成功した呉田六段の勝利。
二回戦は一回戦を勝利した宮永六段対西野初段及び横手初段対
呉田六段、敗者同士の八杉六段対吉田五段及び角台３級対高橋
三段の組み合わせ。
一回戦に続いて勝利を収めたのは西野初段と呉田六段。一回戦
敗戦のリベンジを果たしたのは吉田五段と高橋三段となりまし
た。その結果、２連勝は西野初段と呉田六段、１勝１敗が宮永
六段、吉田五段、高橋三段、横手初段、２連敗が八杉六段と角
台３級になりました。
三回戦の決勝戦は西野初段対呉田六段の対局。勝った方が優勝
です。序盤から置き石の威力で、西野初段快調に飛ばします。
中盤も大過なく打ち進め、ヨセに入ったところでは、勝負の帰
趨ははっきりとしていたと思われます。呉田六段としては「逆
転はないだろうができる限り差を縮めて形づくりを」と打った
利かしの一手に、なんと西野初段反発して、多方面へ打ち下ろ
すことに。そこは地としては大きいが、手を抜いたところは連
絡の急所。あっという間に分断されて大石が頓死。西野初段が
ほとんど手にしていた勝ち星は呉田六段の手に。前期に続き、
呉田六段の連覇となりました。
その他の三回戦の結果は八杉六段対角台３級、吉田六段対横手
初段、宮永六段対高橋三段の対戦は、それぞれ、八杉六段、横
手初段、高橋三段の勝ちとなりました。（呉田記）
以上
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